めだまやきブログ

人生のターニングポイントの乗り越え方

葬儀ブログ第6回 葬儀会社はどこにすればいいの?

こんにちは。40代前半のサラリーマンです。

父が余命宣告を受けてから「長男だから!」ということで、喪主を務めることになった私の体験談をもとに葬儀の事について、初心者向けにシリーズでお伝えします。

 

葬儀を事前に考えるときに、複数の葬儀会社から見積もりをとることをお勧めしています。見積もりの比較をしてみて、自分がしっくりくる葬儀会社に依頼するのが一番良いと思います。

私は2社に見積もり依頼をして、最終的に依頼する葬儀会社を決めました。価格もそうですが、葬儀会社の雰囲気や対応によって最終的に決めました。葬儀は決して安い買い物ではありませんので、納得できるように選んだ方がよいでしょう。

 

今回は葬儀会社の分類について説明します。
葬儀会社の分類は大きく分けて4つになります。

 

 

1.冠婚葬祭互助会

一定の掛け金を支払うことで会員となり、冠婚葬祭の際に割引などのサービスを受けることが出来る会社を「冠婚葬祭互助会」といいます。3,000円×24回といった月々の掛け金を支払うことになり、葬儀の積み立てを行う感覚だと思います。掛け金を葬儀の時に使用して、持出金額を少なくすることになります。但し掛金だけで葬儀の全費用がまかなえるわけではないので、どこまでできるのか確認しておくことをお勧めします。

 

2.葬祭専門業者

積み立てを行わない葬儀会社を葬儀専門業者と呼びます。葬儀を専門に行っており、自社で複数葬祭会館を所有している葬儀会社から、葬祭会館を持たずにお寺や貸会場などで葬儀を執り行ったりしている葬祭業者があったりと営業形態は様々です。

掛け金を積み立てる会員制度を持っている葬儀会社は多くありませんが、独自の会員制度を持っている場合が多く、事前入会することで会員割引を受けることが出来ます。会員になる為には入会金が必要になる場合があります。

 

3. JA・生協などの協同組合

JA・生協などの共同組合が、組合会員向けサービスの一環として葬祭事業を行っている場合があります。組合に加入していることで割引を受けることが出来ます。

自社で葬祭会館を保有して独立している協同組合もあれば、葬祭専門業者と提携をしてサービスを展開している場合もあります。

協同組合以外にも百貨店など、福利厚生や会員向けサービスとして葬祭事業を行っている場合があります。広報誌などをチェックしてみてましょう。

 

4.葬儀仲介サービス業者(インターネット集客)

提携葬儀社・葬儀屋を紹介するサービスを行っている業者です。インターネットなどで集客を行い、全国の提携葬儀会社を紹介しています。自社で葬祭会館を保有してサービスを実施することはほとんどありません。成約のタイミングで紹介先の葬儀社・葬儀屋から仲介手数料を受け取る仕組みをとっています。

「小さなお葬式」「よりそうお葬式」「イオンのお葬式」などブランド力がある場合が多いので、インターネット検索でも広告が上位に表示されるケースが多く全国一律のサービスを提供しています。全国一律が故に地域・個別の事情への細かい対応が難しい場合がありますが、価格についてはリーズナブルになっています。

 

5.私が選んだ葬儀会社

私は「1.冠婚葬祭互助会」「2.葬祭専門業者」「4.葬儀仲介サービス業者(インターネット集客)」に事前相談をして見積もりをとることにしました。

「3. JA・生協などの協同組合」は組合員である必要がありますが、私の家庭では属していなかったことで選択肢からは外しました。

 

最終的に選んだのは「2.葬祭専門業者」でした。

選んだ理由は

①ど田舎で一般葬を選択したため、地域の風習に詳しい業者がよいと思った

②葬儀料金が積み上げ方式で、見積もり比較をしていた私にとっては明確でわかりやすかった

③積み立てをしていなかった為、会員に入会することでサービスを受けられる業者を選択した

④参列者が50名~80名ぐらいの予測に対して、ぴったりの規模の式場があった
⑤会員の囲い込みの為の営業がそれほどしつこくなく、私にはあっていた

⑥「4.葬儀仲介サービス業者(インターネット集客)」価格的に注目していたが、ど田舎の為選択できる提携葬儀会社が1社しかなかった。提携先の会社がいまいちだと思った。

 

地域や自分の置かれている状況によって、選択する葬儀会社は変わってきます。事前相談を複数行った上で、しっくりくる葬儀会社を選択したほうが間違いないでしょう。

 

以上!それでは。